キャリア形成の価値と効率の良い方法とは!
最近はよくキャリア形成が大事といわれますが
そもそもキャリアってどんなものか上手に説明できる方は
どの程度いるでしょうか?
本記事ではそんなキャリアというものの基本を
ご紹介します(^^♪
そもそもキャリアって何??
キャリアを判断するポイントが日本には5つあります。
1つ目は、「技術・知識を示す経験」
2つ目は「転職回数や社格など含めた転職履歴」
3つ目は「日本特有の判断基準である年齢」
4つ目は「人となりを表す考え方・人間性」
5つ目は「外的要因である景況感とトレンド」
この掛け合わせでキャリアは判断をされます。
どれか一つのみとびぬけるよりも一つ一つを掛け合わせて高い価値を生み出します。
最も良い方法のひとつは、社員のキャリア形成に熱心な会社に就職をし、
キャリア研修やキャリア形成支援を受けることといえます。
しかしながら実際には、「自分の会社では、そんな研修や支援は行われていない」という人が大多数ではないでしょうか。
そこで、個人でキャリア形成に取り組むやり方をご紹介します。
キャリア形成の二つの力
まず押さえておきたいのが【OS】【アプリ】の2分野の力を身に付けるという考え方です。
【OS】とは
キャリア意識・マインド・社会人基礎力のことで、
社会人としての共通能力を指します。
これは、どんな業界・職種で働いていても共通して必要な、ベースとなる力と考えましょう。
【アプリ】
業界や職種の特性に応じた能力のことで、専門スキルがこれにあたります。
内容は仕事によって異なり、絶えずアップデートして磨き続けることが大切です。
キャリアデザインの4つのステップ
ここでは、キャリアデザインの設計手順を解説します。
企業が社員に対しキャリアデザインの設計を行わせるときも、
基本的にこの流れで行います。
1.現状分析
現状のキャリア、能力を検討します。
キャリアデザインの設計に慣れていない場合は、
キャリアシートを使うこともよい方法です。
最低限の内容は網羅できるでしょう。
より詳しく分析する場合は、心理テスト、能力テストも実施します。
客観的に分析するために周りに意見を求めることも有効です。
2.将来の目標やなりたい自分を書き出す
自分らしいキャリアとは何かをもとに、目標や将来なりたい姿を書き出します。
3年後・5年後・10年後など、段階的に考えると具体的になります。
結婚や出産、マイホーム購入などのライフイベントもキャリアデザインに深く関係するため、検討項目に加えましょう。
3.キャリアプランを考える
目的に達するために仕事でやらなければならない事柄(キャリアプラン)を考えます。「企業にとって必要とされる人材になる」という観点が重要であるため、上司や人事担当者、コンサルタントなどに相談することもよい方法です。
4.今やるべきことを決める
優先順位を検討し、今何をやらなければならないのかを決定します。
このとき、すぐに成果が出るものと長期的に取り組むものを区別し、いつまでに目標を達成するのかも決めておきましょう。
数値目標を立てると、後から検証しやすくなります。
キャリア形成の注意点
特に、「どんな風に専門スキルを磨いていくか」という点においては、
「どんな自分になりたいか」という自分のキャリアビジョンに沿って
キャリア形成をしていくことが重要になります。
自分のビジョンや目指す場所が明確になっていないままキャリア形成に取り組むと、
キャリア形成が非効率的になる危険があります。
さらに、キャリアビジョンがないと、
キャリア形成のプロセスでやりがいを感じにくくなり、
意欲を持って取り組みにくくなるというマイナス面もあります。
一度自分の人生をゆっくりと見直して
自分にとって何が価値あるものなのかを見つめなおすのもいいですね(^^)/
みなさんにとって素敵な人生を作り上げていきましょう!